福井県立高校入試 傾向と対策 ~国語編~

こんにちは。こんばんは。おはようございます。

藤島高校・高志高校・福井大学附属義務教育学校・上位校合格請負校

夢盟塾福井校の原谷です。

 

 

福井県立高校入試の各教科の傾向と対策。

第3回の今回は、国語です。

国語は、各都道府県によって出題傾向が大きく変わる教科です。

福井県立高校入試の国語には、どのような特徴があるのでしょうか。

まずは平均点の推移から見ていきましょう。

 

福井県立高校入試 国語 平均点の推移

2019年度  57.1

2018年度  61.9

2017年度  66.5

2016年度  64.9

平均点が50点後半~60点代半ばの試験になる傾向にあります。

これは、全国的に見るとやや易しめ、といったところです。

しかし、昨年度はここ数年で最も平均点が低く、難しい試験であったと言えます。

 

来年も引き続き、60点弱が平均となる試験が予想されます。

藤島高校志願者は、平均プラス25点 約85点

高志高校志願者は、平均プラス20点 約80点

これくらいが、最低ラインになるでしょうね。

 

 

福井県立高校入試 国語 大問構成から見る傾向と対策

次は、国語の大問構成を見ていきましょう。

年度によって大きな違いはありませんので、

昨年度を中心に見ていきますね。

 

☆2019年度 国語 計5大問 100点満点

■大問1 論説文 7問 合計29点

テーマは『上手い、おもしろいという言葉』について。

85文字程度の記述問題あり。

品詞分類、ことわざ・慣用句の問題あり。

■大問2 漢字・書写 9問 合計18点

漢字の読み書きが8問。

書写の問題は伝票の書き方について。

(一昨年度は、暑中見舞いの書き方でした。)

■大問3 小説文 5問 合計19点

題材は、葉室麟著『天翔ける』

幕末を生きた福井藩主・松平春嶽を主人公にした、時代物。

※実は、2017年に初版の、かなり最近の作品です。

接続詞、漢字の知識(熟語の構成)の問題あり。

■大問4 古文 6問 合計19点

題材は『和歌威徳物語』

和歌を含む、平安時代のお話。

仮名遣い、会話文抜出し問題あり。

■大問5 作文 15点

テーマは『人生とスポーツ』

二段落構成で、200~240文字の作文。

資料を用いてスポーツと関わることの意義を述べ、

自分は今後スポーツとどのように関わるか、考えを書く。

 

長い間、大問構成は変わっていませんね。

したがって、今年度も上記の5大問構成になる可能性が大です。

 

全体を通して、時間に追われる可能性は低いです。

 

 

特徴としては、漢字、文法、語彙の問題(上記青文字)のラインナップが豊富で、
読解、記述、作文以外の問題だけで、32点分もの配点があります。

 

したがって、読解や記述が苦手な人でも、

暗記やテクニック次第で最低限の点数は確保しやすい試験である、と言えます。

 

小説の題材として、ここ二年連続で時代物が選ばれています。

福井県は昔から好きですよね、橋本佐内とか、松平春嶽とか。

 

記述問題は、長いもので85字程度のものが出題されています。

配点も8点と高めなので、まずは中間点をもらえるように、

必要な内容の半分は記述できるように練習しましょう。

 

作文は、必ずといっていいほど、
『複数の資料から一つ選択し、二段落構成で自分の考えを述べる』
というものになっています。

ただ自分のことについて話すだけではなく、

資料を分析し、自分の考えを強調するものを選択する必要がありますね。

 

 

☆福井県立高校入試 国語の傾向

■漢字・文法・語彙の問題だけで30点以上の配点。要対策。

■論説文のテーマは比較的読みやすい。

まとめ問題の長めの記述問題が含まれる

■小説文は、内容に関する設問は少なめ。

時代物がテーマとして選ばれることもある。

■古文は必出。漢文・漢詩はここ数年出題されていない。

■英作文は二段落構成で200~240字程度。

資料を選択して、自分の考えにつなげる。

 

 

最後に、対策についてです。

☆福井県立高校入試 国語 高得点への勉強法

①まずは、漢字・語句・文法をマスターしよう。

ここで得られる30点は、国語の点数を安定させてくれる。

②長文読解がキモになるので、早い段階から読解に取り組み、長文を読み慣れよう。

まずは選択問題に対して、消去法で答えを絞り込む練習を繰り返そう。

多少記述が荒くても、60点以上は安定するようになる。

③選択問題の正答率が上がったら、記述問題にチャレンジ。

まずは本文中から答えを見つけ出す、書き抜き問題の正答率を上げよう。

答えは、傍線部の周辺にある!接続詞や語尾によーく注目して探そう。

自由記述についても、必ず本文中の語句を用いて答えよう。

必要な分に線を引き、要約することを心掛ければ、高確率で点数がもらえるぞ!

④作文対策は、必ず大人に採点してもらおう。

自分一人では、気づかない部分を指摘してくれるはず。

テーマは、必ず資料を用いて述べるものを選択しよう。

 

 

今回はここまで。

福井県の国語はいろいろな分野を織り交ぜたフルコース形式。

長文から文法まで、得点源を多く持てるよう、

読解と漢字や文法などをバランスよく演習しましょうね。