1万時間の法則②
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
藤島高校・高志高校・福井大学附属義務教育学校・上位校合格請負塾
夢盟塾福井校の原谷です。
先日のお話の続き。
今回は、一万時間という努力が、中学校生活において
どれくらいの時間を要するのか、という現実的なお話。
単純計算。
中学校は3年間。
10000 ÷ 3年 = 1年あたり3333時間
3333 ÷ 365日 = 1日当たり9時間
中学生の間だけで100人に1人になるためには、1日9時間。
これだけの勉強が必要になります。
この時間の中に、学校の授業は含まれないと考えます。
だって、他人より努力して学校の授業を受けてる中学生、いないでしょ?
ノーカウントです。
と、なると。
これだけの勉強時間の確保は、なかなか難しい。
寝る間を惜しんで勉強に勤しんで、やっと達成できるか否か。
(寝ずに勉強などという愚かなこと、推奨しませんが。)
部活動をしているとなると、ほぼ達成不可能です。
ん、じゃあ中学校で10000時間は無理じゃね?
そう思われたあなた。
はい、その通りです。
あまつさえ中1から自分の自由時間をほぼ注ぎ込んで、これです。
加えて、中3の部活引退後の時間で何とかしようと思ったら、
それこそ人の何倍もの努力をしないといけません。
よって、中3夏から本気を出す受験の可能性は、無限大ではありません。残念ながら。
※それでもその無茶に付き合うのが塾のお仕事ですがね。
分の悪い勝負は嫌いじゃありません。
よって。
人よりも1時間でも多く勉強するか。
人よりも1問でも多く問題を解くか。
これを中1から考えながらやっていけるか、なのですよ。
何も、全てを犠牲にしろということではありません。
自分にできる範囲で、努力することです。
自分を甘やかさず、やることです。
そうすれば、3年生になってから回ってくるツケが、
少しでも減ってくれますからね。