生徒を守れない大手塾
こんにちは、こんばんは、おはようございます。
藤島高校、高志高校、高志中学校、福井大学附属義務教育学校
上位校合格専門塾 夢盟塾福井校の塾長です。
以前に読んで気になった記事を紹介。
https://toyokeizai.net/articles/-/307746
学校や塾でいじめに遭いつつも、
そこから抜け出すために中学受験に奮闘する親子のお話。
いじめっこ集団の人間性に思わず絶句してしまいますが、
それ以上に、通っている大手塾の対応に唖然。
以下引用文です。
塾の授業中にもかかわらず、隣や後ろの席の子と大きな声で話す始末。
講師が話をしている言葉を遮り授業を妨害することも毎回のように起こっていた。
この状況に他の保護者からも苦情が上がり、塾としては異例のことだが、講師2人体制で授業が進められることになった。
塾側には弱みもある。
傍若無人な生徒であろうとも、塾にとっては高額な月謝を払ってくれるお客様だ。
とくに大手の塾の場合、生徒側から「辞めたい」と言うか、その校舎の責任者がよほど確固たる信念を持って運営していない限り、問題を起こす生徒でも退塾させることはまずない。
そんなヤバい塾、あるんですね。
確かに、すべての生徒とその保護者は、お客様です。
ですが、そのすべてのお客様同士の利害が一致するわけではありません。
ある生徒の行動によって、損害を被っている別の生徒がいる場合。
塾は、お客様に対して、『正義』を執行しなければいけないはずです。
端的に言えば、迷惑や損害を与えている生徒を指導・退塾させる義務があります。
たとえそれが、お金を支払ってくれてるお客様でも、ね。
守りたい生徒も守れないならば、塾なんてやめちまえ!
そう思ってしまいます。
夢盟塾には、退塾勧告があります。喜ばしいながら。
守りたいと思う生徒と、それを邪魔している生徒がいたならば、
後者とは、残念ながらさようなら、です。
それが、ちゃんとした個人塾というものです。
それを良しと感じてもらえるか否か。
このあたりに、大手塾に通った方がいいか、個人塾に通った方がいいかの判断基準がありそうですね。