休校期間中の勉強のススメ ~新中3④~
藤島高校・高志高校・高志中学校・福井大学附属義務教育学校
上位校合格専門塾 夢盟塾福井校の塾長です。
ついに(?)、新中3への勉強のススメが完結!
さみしいですねぇ…え?そんなことはない?
今回は、理科・社会編。
と、言いましても、内容はいたってシンプル。
予習をすべきか、復習をすべきか、この一点について、お話しします。
まずは、理科。
こいつはですね…復習が吉です。
3年内容の予習は、しなくてもよいでしょう。
理由は2つ。
①イオン(化学)と遺伝(生物)のどちらからスタートするか、分からない
②予習したとしても、独学で完全に理解するのが難しい(特にイオン)
時間を費やしても、「分かったような、分かっていないような…?」という中途半端な状態になる可能性が大です。
それよりも、2年生までで、特に苦手な単元をピックアップして、集中的に復習するほうがよいです。
特に、1・2年生の化学分野、1年生の力の分野などは、忘れているかつ苦手な人も多いでしょう。
3年生の学習内容にも大きく関わりますので、対策を打つなら今のうち、です。
最後に、社会。
こいつは…歴史予習→歴史・地理復習の流れがスムーズでよいです。
歴史は、明治時代半ばまで授業が進んでいる学校が多いと思います。
そのまま予習を進めて、戦後まで一通りやってしまうと、その後の復習もやりやすいです。
うろ覚えな部分を含めて、改めて学校授業で学びなおすと、強くインプットされますよ。
公民予習は、まだ急がなくても大丈夫。
それよりも、地理・歴史の基礎知識を固めることの方が重要です。
地理を復習する場合は、世界の州、日本の地方をひっくるめて、
苦手な地域に優先順位をつけて、一つずつ集中的に復習しましょう。
歴史も同様です。
ニガテな時代に優先順位をつけて、一つずつ集中的に、ですよ。
あまり慌て過ぎず、自分がニガテだと感じる単元に力を注いでくださいね。
理科・社会ともに、授業スタートまでに「全然手が付けられない単元」がないようにしておくと、夏からの受験期がかなり楽になりますよ(*^-^*)