語源から考える”学び方”とは?

福井市の国語に強い学習塾

夢盟塾福井校 塾長の原谷です。

 

 

今日は、"学ぶ"ということについて、その語源から考えてみましょう。

 

 

まず、"学ぶ"という言葉の語源について。

これはあまりにも有名なので、これを御覧のお父さんお母さん方はご存知かもしれませんね。

 

そう、“学ぶ"の語源は"真似(まね)ぶ"

書いて字の如く、真似をすることで習得する、つまり学ぶ、と言われています。

※語源辞典によれば、これら二つの言葉の登場時期に差がないため、別の説もあるとのことです。

 

 

つまり、何かを"学ぶ"上で、その道の先駆者や、上手な人の真似をするのが最も優れた方法である、と言えるでしょう。

これに異を唱える人もいかもしれませんが、少なくとも私もそう思います。

 

 

ここからが本題。

では、上手な人やできる人の真似をするとして、何も考えずにとにかく真似をしていればよいのでしょうか。

それが"学ぶ"ということなのでしょうか。

 

例えば。

野球のバッティングフォームを改善するために、自分が思う好打者のフォームをひたすらに真似したとします。

果たしてそれで、確実に打率や飛距離は上がるのでしょうか。

※ちなみに私は、野球少年だったころはイチローや松井のルーティンばかり真似していました。(苦笑)

 

 

例えば。

中学1年生の数学。今は正負の計算や文字式をやっていることでしょう。

計算が苦手な子が、とにかく得意な子の真似をして、同じやり方を練習したとします。

それだけで、今後ずっと、計算・数学が得意になるのでしょうか。

 

短期的な目線で言えば、とにかく真似しろ、で万事OKだと思います。

基本的なフォームが身についていくことに、間違いはないでしょう。

 

が、長期的な目で、「自分も得意になりたい!できるようになりたい!」と思ったら。

真似をする中で、もう一つ、重要なことをしていかなければ、その先はありません。

 

 

その重要なこととは何か。

ずばり、「何故その方法や動きだと結果が出るのか、考えること」です。

 

上手である、できる、結果を出せる、いずれにせよ、その理由は、必ずあります。

そこには、できる人なりの考えや感覚、思考手順が、必ずあります。

 

「なんでこのバッティングフォームだと打てるんだろう?」

「なんでこのやり方だと計算ミスが出ないんだろう?」

そんな「なんで?」を考え、そこに隠されている”できる人の思考・感覚を真似ること”こそが、"学ぶ"ことではないだろうかと、私は考えています。

 

もちろん、模倣は徹底的にやるべきです。「真似る」とは、「真に似る」ことですから。

その人と全く同じとまではいかなくても、他の人から認められるくらいまでは、まずは形から徹底的に真似しましょう。

 

ですが、その先を見据えるならば。

「なんでできるのか?」を考えることをやめてはいけません。

 

「できる人の形だけじゃなくて、できる人の思考や感覚も身につけてやろう!」

「ゆくゆくは、自分が"できる人"になってやろう!」

 

そう思って、"学び方"をドンドン強化して欲しいと、思っています。

 

お父さんお母さんも、お子さんに何か上達してほしいことがあるときには、手本を示してあげて、どんどん真似させてください。

そしてそこに「どーしてこれでうまくできると思う?」と考えさせる活動を、ちょっとでもいいので取り入れてあげてください。

それだけで、お子さんの上達スピード、そして将来性が、ぐんぐん伸びていきます。

 

さぁ、明日から、レッツ真似!レッツなんで?です!