微動だにしない上位層
福井市の国語に強い学習塾
夢盟塾福井校 塾長の原谷です。
藤島通りに身を置いていると、いろんなものが見えてくる。
一昨日、藤島通りのスターバックスに行ったときのこと。
ドライブスルーに入りながら、チラッと見えた店内には、
真昼間から席を埋め尽くす、学生、学生、学生。
藤島高校が、昨日まで定期テスト期間だったからでしょうか。
みんな息抜きがてら、カフェで一服しながら駄弁りたいんですよね。
耳を傾けてみると、「今日のテストについて」のお話しがあちこちから聞こえてきました。
…それでいいの?
あ、いや、余裕の表れならいいんですけどね。
もはや、テスト前日にやることなんて何一つないよ、という。
まぁ、大半の子はそうではないでしょう。
「明日のこともやんなきゃだけど、まずは一服でもしなきゃやってらんないぜ!」という気持ちなんでしょうね。
それ自体をどうこう言うつもりはありません。
強いて言えば、日頃からスタバに通えるなんて、学生時代の自分と比べたら、ブルジョワジーだなぁなんて思うくらいです。(そもそも、あのころはスタバなんて行ったこともありませんでしたが)
しかしながら、上位校でさらにトップに位置する子たちは、
きっとその空間にはいないのだろうな、と予想はしました。
スタバがあろうがなかろうが、友達に誘われようが誘われまいが、
上位校のさらに上位層は、微動だにせず、翌日の準備を淡々としています。
自分の学生時代、そして塾講師の経験から、断言します。
「他の子を出し抜こう」などと打算的なことを考えるまでもなく。
「テスト期間はいつも以上に勉強するもんだ」と、無意識的に行動しているのです。
「スタバ行こうぜ!」なんて誘われようものなら、
「オレは帰って明日の勉強するわ」と。
※ちなみにこれを言われて友情を損なったなんて思う人は、自分を中心に世界が回っていますね。
まるで微動だにしないんですよ。
「本物の上位層」は。
私は、「藤島高校・高志高校といった上位校にたくさん合格させたい」と思っていますが。
それと同時に、「藤島高校・高志高校といった上位校で上位層に入る子を育てたい」と思っています。
そして、その土台作りは、小中学生の頃から、スタートしているのです。
この夏。
コロナ禍の中で迎える、初めての夏。
何かを無理強いしたり、煽ることは、一切しません。
しかし、「本物の上位層」になりたいと思う子がいれば、
その力になりたいと、心から思っています。
夏期特訓2020『国語の夏』