感受性を育てる

福井市の国語に強い学習塾

夢盟塾福井校 塾長の原谷です。

 

 

わたしが国語教育に力を入れる目的の一つに、『こどもの感受性を育てるため』というものがあります。

 

 

『感受性』とは?

簡潔に言えば「物事を心に深く感じ取る働き」です。

 

 

お子さんに、こんな問いかけをしたことは、ありますか?

 

どう思った?

どんなことを考えた?

 

このときに帰ってくる答えが、お子さんの感受性が表れた発言だと言えるでしょう。

 

私は、生徒と読解問題を終えたときに、学年を問わずにこの問いかけをしています。

 

「この文章を読んで、どんなことを思った?」

「筆者が言ってることに、あなたは賛成?反対?」

「この主人公のこと、どう思った?」

「今回の登場人物の中で、誰が一番好き?なんで?」

 

このような、正解のない、主観的な答えを求める問いを、どんどん投げかけます。

 

もちろん、正解はないので、間違いを正したりすることも、ありません。

ただ、生徒と私の間で、「感じたことの意見交換」をしているのです。

 

お子さんの感受性が高まってくると、私も思いもしなかった答えが返ってくることがあります。

 

「何でこの子は、こんなこと言っちゃったんですかね?私なら、こうしてただろうなぁ。」

「(古文を読んで)この文章が言ってることって、現代人の悩み解決に役立ちますよね!」

 

なんて言われると、「感受性が豊かになってきたなぁ」と感じられます。

 

 

感受性が高まってくると、文章により深く入り込むことができるようになってきます。

論説文であれば、「筆者の主張」に、

文学文であれば、「物語の主題」に、

より近くまで迫ることができるようになります。

 

 

読解のテクニックも、もちろん重要です。

が、そこにもう一つ、「感じる力」も国語における重要な力の一つではないか、と私は考えています。

文章を、文字や文の集まりとしてしか捉えられなくなるのでは、読解問題は解けるようにはなっても、表現力などは身についていきませんからね。