1年後の君(藤島高校・高志高校受験生)へ
昨日は、今年の受験生に向けてのアドバイスでした。
今日は、来年の受験生に向けて、アドバイスしましょう。
一年後、藤島高校・高志高校を志望しようと考えている中学2年生が、今、何をすべきか。
それをお話ししましょう。
第1にやらないといけないのは、英数の予習です。
もちろん、定期テストの勉強は最優先してください。
定期テストが終わった後の春休みや、テストまで時間のある今の時期。
この時期に、もりもり予習してください。
あ、もちろん、英数苦手な子は徹底復習です。
英数の予習をおススメするのは、3つ理由があります。
理由①
早く英数の入試に取り組んでほしいから。
理由②
英数が得意だと精神的に安定するから。
理由③
予習に慣れてほしいから。
①について。
まず、福井県の英語は、ここ数年で文章量がどんどん増えています。
単語数でいえば、500語以上の長文を二つ。
さらに、グラフ・表の読み取りも絡み、長文読解への慣れが必要になっています。
入試レベルの長文を読むためには、中3レベルの文法・語彙が必要不可欠。
ということで、文法・語彙の予習は、夏までに終わらせてしまった方が得策です。
数学も同様の理由です。入試数学は、定期テストや実力テストとは違い、経験がものを言います。
特に、三平方まで含めた平面・空間図形などは、学校授業が終わってからやり始めても、到底間に合いません。
ということで、数学も知識・基礎技術は先に固めて、あとは実戦形式で経験を身につけていくのが効果的です。
次に②について。
これは精神論も入りますが、英数が得意だと、安心します。
どちらも得意な人って、大抵定期テストの合計点、高いでしょ?
理社は直前でも何とかなる!!という意見があります。
これが正しいかの是非はさておき、逆に言えば「英数は直前では無理」という意見でもあります。
英数が得意なら、こういう意見も跳ね返せます。
精神的安定、受験においては侮れませんよ。
最後に③です。
英数の予習ばかり書きましたが、最終的には理社も予習が必要です。
学校で習ってなくても、11月中に終えるのが理想です。
しかし、理社の予習って、ちょっとやりにくいんですよ。
なので、この時期を使い英数の予習をすることで、「予習の練習」になります。
この練習で「予習力」を鍛え、秋に理社の予習を出来る状態にします。
……アレ?
国語は?って顔されてますね?
国語については、また後日、書くことにしましょう。
藤島高校・高志高校受験、そして合格、そんなに甘くないです。
天才ならいざ知らず、定期テスト400点450点くらいの普通の子であれば、努力が必要です。
(天才は、勉強せずとも450点以上を楽々とる)
いわんや、400点未満であれば、より一層の努力が必要です。
受験まであと1年、頑張っていきましょう!
あ、そうそう。
今日のタイトル、ある漫画の第1話タイトルをオマージュしています。
そう、10年以上連載し、もうすぐ完結を迎える、あの話題作です。
ヒントこれ。
分かるかな??